🆘 海外トラブルが不安? 盗難・急病・パスポート紛失・詐欺…その場で頼れるトラベルAIレスキュー。 詳しく見る → パスポートにスタンプを押されなかった/「ETIAS」と言われた|EESとETIASの違い、2026年7月に必要な手続きはどちら?
10秒回答
この記事は「日本国旅券を持ち、観光・親族訪問などの短期滞在(90日以内)でシェンゲン加盟国・関連国へ渡航する人」を前提にしています。ビザが必要な渡航目的(就労・留学・長期滞在等)や、日本以外の旅券をお持ちの方は条件が異なります。
- EES(出入国管理システム)は2026年4月10日からシェンゲン圏全体で全面運用中。 事前申請は不要で、初回入国時に顔写真・指紋などの生体情報が自動的に登録されます。パスポートへの入国スタンプは廃止され、代わりにデジタル記録で90/180日ルールが自動計算されます。
- ETIAS(欧州渡航情報認証制度)は2026年第4四半期(10〜12月ごろ)開始予定。2026年7月20日時点ではまだ始まっていません。 「今すぐ申請してください」という案内・サイトがあれば、それは制度をよく理解していないか、悪質な偽サイトです。
つまり今日(2026年7月20日)の時点で日本国旅券保持者がすべきことは、「EESの生体情報登録には空港で応じる(拒否できない)」「ETIASは公式開始まで絶対に申請しない・入力しない」の2点です。
いま出発前/空港/現地の3分岐
出発前
- ETIASの事前申請は不要です。公式ポータル(travel-europe.europa.eu)以外はもちろん、公式ドメインを名乗るサイトであっても、開始前に料金を求めてくる場合は偽サイトです。開始時期・対象国の一次情報は欧州委員会の公式サイトでのみ確認してください。
- EESについては、欧州委員会が提供する公式アプリ「Travel to Europe」で、入国の72時間前まで顔写真・パスポート情報などを任意で事前登録できます。空港での生体情報登録の待ち時間を短縮できますが、必須ではありません。
- 過去に取得した観光ビザ・査証免除の扱いに変更はありません。EES・ETIASはビザの要否そのものを変える制度ではなく、「入国時の記録方法」「入国前の認証手続き」を変えるものです。
空港(出国・乗継・到着)
- 日本の空港での出国審査は従来通りです。変わるのは到着側(シェンゲン加盟国側)の入国審査です。
- シェンゲン圏側の入国審査では、初回訪問時に自動化ゲートまたは有人窓口で顔写真・指紋を登録します。パスポートにスタンプは押されません(押されないのが正常な状態です)。
- 2回目以降の入国では、登録済みの生体情報と照合するだけで、より短時間で審査が完了します。
現地滞在中
- 90日/180日の滞在日数はEESが自動的にカウントします。紙のスタンプを数えて自己計算する必要はなくなりましたが、自分でも入出国日をメモしておくと、システム側の記録に疑義が生じた際に説明しやすくなります。
- ETIAS開始後(2026年第4四半期以降)は、シェンゲン加盟国間を移動する際の追加手続きは基本的にありません。ETIASは「入る前」の認証であり、滞在中に都度確認するものではありません。
この制度だけで変わる点
| 変更点 | 内容 |
|---|---|
| パスポートスタンプ | 廃止。デジタル記録に置き換え(EES、2026年4月10日〜全面運用) |
| 90/180日の管理 | 自己計算・自己申告からシステムによる自動計算へ |
| 入国前の事前申請 | ETIAS開始後(2026年第4四半期〜)、査証免除国民も観光目的の短期渡航でオンライン事前認証が必要になる |
| 生体情報 | 顔写真・指紋が入国時に登録され、一定期間データベースに保存される |
世界共通ルール・類似制度との比較
| 制度 | 対象 | 事前申請 | 費用 | 有効期間 |
|---|---|---|---|---|
| EES(欧州) | シェンゲン加盟国等へ入国する非EU国民(短期滞在) | 不要(入国時に自動登録) | 無料 | 記録は入国のたびに更新 |
| ETIAS(欧州) | 査証免除国民(日本含む)の観光等短期渡航 | 必要(2026年第4四半期開始予定) | 20ユーロ(18歳未満・70歳超は免除) | 3年間または旅券有効期限まで |
| ESTA(米国) | 査証免除渡航者(日本含む) | 必要 | 21米ドル | 2年間または旅券有効期限まで |
| eTA(カナダ) | 査証免除渡航者(日本含む) | 必要 | 7カナダドル | 5年間または旅券有効期限まで |
ETIASは仕組みとしてはESTA(米国)・eTA(カナダ)と同系統の「入国前オンライン認証」です。一方EESは認証制度ではなく、入国審査そのものの記録方式(紙スタンプ→生体情報記録)を変える仕組みで、混同しないよう注意してください。
公式手続きの番号付き手順
EES(現在対応が必要)
- シェンゲン加盟国側の入国審査場に向かう(従来と同じ動線)。
- 自動化ゲートまたは有人窓口で、顔写真・指紋の登録を求められる(初回のみ)。
- 登録が完了すると入国が許可される。スタンプは押されない。
- (任意)出発前に「Travel to Europe」アプリで事前登録しておくと、この場での入力が簡略化される。
ETIAS(2026年第4四半期の公式開始後)
- 公式サイト travel-europe.europa.eu で申請フォームに入力する(パスポート情報、渡航目的等)。
- 20ユーロの手数料をオンライン決済する(18歳未満・70歳超は手数料免除、ただし申請自体は必要)。
- 多くの場合数分〜数時間で承認されるが、追加確認が必要な場合は最大30日程度かかることがある。
- 承認後は3年間、または旅券の有効期限までの間、シェンゲン加盟国等への短期渡航に有効。
- 開始直後の約6か月間は移行期間とされ、この間はETIAS未取得でも入国できる運用が予定されている(最終的な運用は公式発表を都度確認)。
偽物・古い情報・よく似た制度との境界
- 「今すぐETIAS申請を」という広告・サイト:2026年7月20日時点でETIASは未開始のため、申請を受け付けているサイトは制度上あり得ません。手数料を求められたら偽サイトです。既存記事「検索で出た海外ビザ・ETA申請サイトは公式?見分ける7項目」(記事01)の確認手順もあわせて使ってください。
- シェンゲンビザとの違い:ETIASは「査証免除国民向けの簡易な事前認証」であり、そもそも観光ビザ(シェンゲンビザ)が必要な国籍の人には関係ありません。日本国旅券は現時点でシェンゲン短期滞在が査証免除のため、ETIAS開始後はETIASの対象になります。
- 「まだパスポートにスタンプがないのはおかしい」という誤解:2026年4月10日以降、スタンプが押されないのはシステムの正常な挙動です。逆に、この時期以降もスタンプを求められた場合は、担当窓口に運用状況を確認してください。
- 民間の「代行申請」サービス:ETIAS開始後は、公式手数料20ユーロに加えて手数料を上乗せする代行サイトが多数出てくることが予想されます。公式サイト以外を使う場合は上乗せ額と個人情報の取り扱いを必ず確認してください。
失敗後の復旧
- EESの生体情報登録でエラーが出た・拒否された:その場で入国審査官の指示に従ってください。多くは再撮影・再登録で解決します。解決しない場合は上位の審査官対応となり、時間がかかることがあります。
- ETIAS開始後に申請が却下された:却下通知に記載される理由を確認し、必要書類を揃えて再申請するか、審査請求の手続きを行います(詳細は公式サイトの案内に従ってください)。
- 偽サイトで個人情報・カード情報を入力してしまった:直ちにカード会社に連絡して利用停止・モニタリングを依頼し、入力した個人情報(パスポート番号等)を控えておいてください。
FAQ
Q. 日本国旅券なら、2026年7月時点でETIASの申請は必要ですか? A. 不要です。ETIASは2026年第4四半期開始予定で、現時点(2026年7月20日)では申請自体ができません。
Q. EESの生体情報登録を拒否できますか? A. できません。対象となる非EU短期滞在者は入国審査の一部として登録に応じる必要があります。
Q. ETIASが始まったら、シェンゲン加盟国を周遊するたびに申請が必要ですか? A. いいえ。ETIASは3年間(または旅券の有効期限まで)有効な認証で、その間の複数回・複数国への渡航をカバーします。
Q. EESとETIASは同じ登録で済みますか? A. いいえ、別制度です。EESは入国時に生体情報を登録する仕組み、ETIASは渡航前にオンラインで認証を得る仕組みで、開始後は両方の対象になります。
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回答はAIの下書き・案内であり、医療・法律・入国審査の最終判断ではありません。緊急性が高い場合は現地警察・救急・大使館を最優先してください。ETIAS・EESの最終的な要否判断は、必ず渡航前に欧州委員会の公式サイトで確認してください。
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一次情報・確認日・次の更新条件
- 一次情報:欧州委員会 Migration and Home Affairs「Main differences between the EES and ETIAS」(2026-04-28付)
- 一次情報:欧州委員会「The Entry/Exit System will become fully operational on 10 April 2026」
- 一次情報:Travel to Europe(EU公式渡航情報ポータル)https://travel-europe.europa.eu/en/
- 確認日:2026-07-20
- 次の更新条件:ETIASの公式開始日が正式発表された時点、または移行期間・手数料・対象国に変更があった時点で本記事を更新します。
- 関連する国別ハブ:フランス旅行ハブ(準備中)、イタリア旅行ハブ(準備中)
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